2013/1/26(土)「円盤のレコード寄席 万国博覧会のレコード(再)」田口史人(円盤) at 蒼月書房

円盤・田口さんによるトークイベント「レコード寄席」の大阪出張版。1970年の大阪万博を中心に、その他万博関連のレコードを紹介。同じテーマで以前にも行われたとのことだけど、参加は初めてでした。
開演15分前に会場に着くと、集まっているレコードマニアでなく、万博マニアの熱気に驚いた。イベントは20時〜22時半までの2時間半。「ポートピア」は博覧会そのものを知らなかった。神戸ポートアイランド博覧会(1981)。「ポートピア」といえば、ゲームのイメージしかなかった…。最後にはお客さんに嬉しいおみやげもあり。とても面白かった。
印象的だったレコード… 冨田勲の、石川晶、ミッキー吉野六文銭、チャーリーコーセイらが参加した大作シングル。壮大な音楽の洪水ですごかった。松村禎三作曲の、市販されたパビリオンレコードは、銅鑼が間抜けで、マグマみたいなコーラスのリフレインが壮大な音楽。海洋博関連は面白いものが多かった。魚に聴かせる「魚よせのうた」、最初は電子音ぽかったが、徐々に普通の音楽に(人間にも聴きやすいようにしてあるとか)。稲田保雄(日本プログレカルト中のカルト、とのこと)演奏の、海洋博マスコット「イルカのオキちゃん」イメージソング。なんと3月に再発されるらしい。海洋博がうれしくて勝手に歌ってレコードを作ったおじさん、沖縄民謡をこえてヨーデルのような歌唱。