DUO JAZZ

2013年は、奥さんとの食事時(ほとんどは晩酌)に聴くことを想定してCDを買うことが増えた。自分自身がいいなと思うことはもちろんだけど、奥さんの好みをかなり意識するようになった。食卓で聴く音楽には、ドラムはちょっと騒々しくて、結果的にドラム抜きの、デュオ演奏のジャズを好んで聴くようになった。
2013年に気に入ってよく聴いたジャズのデュオ・アルバムが下記4点。

Claes Crona & Niels-Henning Orsted-Pedersen / With A Little Help From My Friends
1988年作の2013年再発。ピアノとベースのデュオ。ウォーミー、軽やか、洒脱。これは傑作。
http://spiceoflife.shop-pro.jp/?pid=53613638
♪ http://www.catfish-records.jp/product/15472

Harvie S & Kenny Barron / Witchcraft
ベースとピアノのデュオ。地味というわけではないけど、強いフックのない、完全にBGMになってくれるアルバム。大人っぽい感じ。この干渉してこなさ(≒快さしかない)はすごい。
♪ http://www.allmusic.com/album/witchcraft-mw0002470249

Martin Taylor & Tommy Emmanuel / The Colonel & The Governor
ギターデュオ。技巧的だけどそれほど強い主張はなくて、明るく溌剌としていて聴き手はリラックスできる。
♪ http://www.allmusic.com/album/the-colonel-the-governor-mw0002491058

Fred Hersch & Julian Lage / Free Flying
ピアノとギターのデュオ。技巧的な演奏と、耽美さ。これは芸術。「21世紀のアンダーカレント」なんていう惹句を持ち出したくなるのもわかる気がする傑作。
♪ http://www.youtube.com/watch?v=c-AO8JiGeXc