年始〜最近までのK-POP


Dal★Shabet/Supa Dupa Diva
年始早々にデビューした6人組ガールグループで、話題はなによりE-TRIBEの全面プロデュースというところ。ダルシャーベットまだブレイクには至ってない感じですが、強力なヒット曲がなかった1月〜3月のK-POPチャートを中盤で牽引していた印象。次作以降もE-TRIBE制作が継続されるみたい。↑曲を活動曲に据えたミニアルバムは、いかつめのラップ曲もあったり、アイドルポップをはみ出してE-TRIBE色が強い。
E-TRIBEはいわずと知れた「Gee」を手がけたプロデューサーチーム。代表作はほかにイ・ヒョリU-GO-GIRL」。昨年秋のT-ARA「yayaya」あたりの作風、今回のダルシャーベットを並べて聴くと、ちょっと強引なツギハギがパワフルなフックソングがE-TRIBEプロデュースのパターンで、「Gee」はもしかして異色作なのかしら、と少し思った(微少な差異が気になる)。「Gee」よりもT-ARAの「Why Are You Being Like This」(「yayaya」と同時期活動曲)の方がE-TRIBEぽいなと思った(作曲はキム・ドフン/イ・サンホ)。T-ARA「Why Are You Being Like This」初めて聴いてから数か月たってからはまってきた…。
E-TRIBEプロデュース作品はこちらでだいたい網羅されているように思います。

IU/Good Day
昨年末〜1月のチャートを制した感あるのがIU(アイユ)。バキバキエレクトロのガールグループが乱立するなかで、歌が真ん中の10代ポップス歌手という対抗馬のない立ち位置で躍進。小沢健二や最近の嵐っぽいアレンジの「Good Day」は仕事中にも脳内ループする佳曲で、3:20〜の必殺技「三段ブースター」〜どや顔(@あーちゃん)がKILLER。

Secret/Shy Boy
IUと入れ替わるかたちで、大物不在のチャートを制したのがSecret。管入りファンク2連発の昨年の活動から1集を出す前にかわいらしさを押し出したイメチェン。衣装・PVは60'sアメリカモチーフ。2コーラス後のパート(4:38〜)で曲名Shy Boyにひっかけて、他ボーイグループの振り付けを踊る演出にはエンタテイメント、話題性にかなっていて感心してしまった。パフォーマンスの度にちがうグループの振り付けが見られて楽しい。→まとめ動画
IU、Secretも出演するイベント「東京伝説2011」、出演者クソ豪華。
昨年末にMnetsoribadaの2サイトに登録して、ようやくCD発売されていないデジタルシングルを購入できるようになり、頻繁に利用してます。昨年〜最近リリースの曲で、お気に入りをいくつかピックアップ。

Rainbow/Mach
KARAの後輩、7人組ガールグループRainbowの、昨年秋リリースのデジタルシングル「Mach」。プロデュースはKARAと同じ制作チームSweetuneなのだけど、正直KARAよりいい曲もらってるやんけー、と思うんですが。「Mach」には★★★★★rating! 前曲「A」もいいし、4月予定の新曲にも期待。

5dolls/Lip Stains 〜 It's You
コアコンテンツメディアから昨年デビューした男女10人組・男女共学の女性メンバー4人に1人加わったガールグループのデビュー活動曲2曲。「Lip Stains」「It's You」2曲のPVはひとつのストーリーを主演の女の子それぞれの視点で描いていて、元2PMのジェボムが出演。男女共学の「ピリポムペリポム」もけっこう好き。

Kan Mi Youn/Paparazzi
これもよく脳内ループ。

Kahi/Come Back You Bad Person
After Schoolのリーダーのソロデビュー曲。

T-ara(Hyomin) feat.Electroboyz/Beautiful Girl
勇敢な兄弟プロデュースの、T-ARAヒョミンソロデジタルシングル。この曲もうっかりすると脳内で延々鳴り続ける。
勇敢な兄弟はK-POPを代表するプロデューサーの一人で、After Schoolの「Because of You」や、Sistarの昨年の活動曲など個人的にも大好きな曲を多数手がけていることを最近あらためて知った。

Jewelry/Back It Up
Jewelryは数年前にGIZA STUDIOから日本デビューしていて、ちょうどその頃会社でセルCDの業務をしていたので覚えていた。完全に"流行りのK-POP"の有象無象の一端と化している。
YouTubeにアップされているKPOPチャートから気になる曲を拾いつつも、シーンにおけるビッグ2とも言える東方神起、BIGBANGの2組をちゃんと聴いたことがないことをいまさら意識した。BIGBANGのラッパー2人によるユニットGD&TOPの活動や、東方神起の2人体制でのカムバックがきっかけになって、2組のCDをベストアルバム中心にレンタルしてきて聴いた。東方神起にはいまのところお気に入りの曲を見つけられてはいないのだけど、BIGBANGはなかなか粒ぞろい。特に「Always」は気に入った。名曲、と思う。
BIGBANGは2月末に4集ミニアルバムをリリースして、2年ぶりに韓国歌謡界にカムバック。3月末のいま現在、活動曲「Tonight」が全番組のチャート1位を獲得し、K-POPシーンを制覇している。

BIGBANG/Tonight
「Tonight」ステージパフォーマンスの演出は、2:50〜のG-Dragonによるギター演奏〜破壊。チャート連覇を続けて、毎度毎度のギター破壊パフォーマンスはニュース記事にも。GD&TOPでこてこてのHIPHOPチューンを制作した流れもあるかなと思ったけど、4集ミニアルバムは「Tonight」以下、軽やかでメロディもシンプルなダンス曲で占められていて、過去曲も含めてそれがBIGBANG作品のカラーなんだなと思った。
D
少女時代のユリ、スヨン、ユナがBIGBANGのスンリに牙をむいたフリースタイル。