2007/2/9(金)
サイプレス上野とロベルト吉野Steruss韻踏合組合
心斎橋CLUB AZURE

韻踏合組合

Steruss

サイプレス上野とロベルト吉野

サイプレス上野とロベルト吉野Steruss
11時半頃到着。0時くらいからMCバトルスタート。この韻踏合組合主催のイベントENTERでは毎回MCバトルトーナメントやってる模様。32人の出場者で優勝を競う。生でMCバトルを見るのは初めてで楽しかった。実際見てみて思ったのは、やっぱりフリースタイルのスキル以上に、その場の雰囲気、決定的なワンフレーズが出るかどうか、オーディエンスの共感をどう獲得するかが勝敗を分けるんだなということ。スキルではとにかく圧倒的なHIDAを破って優勝した大福(鬼畜鉄道)も、最後までHIDAに抗う姿勢がとても良かった。ベラマツ(Steruss)はDISをマイペースにかわしながらとにかく安定したフローで強力な瞬発力がないところが逆に良い味になってました。ほか出場者は高校生くらいの子も多いわりにレベルかなり高くて驚き。で、とにかく強烈だったのが14才の女子MC、シキブ。ENTERでは既に名物キャラになっているようで、さすがにHIDAに敗退したけどそこまでは会場の支持も圧倒的。とにかく14才とは思えんドスのきいた巻き舌フロー&DISっぷり。ググッたら、音源発見。あとでSterussのCRIMESIXXX(本職高校教師)が「ほんとなら生徒指導もん」て言ってたのが可笑しかった。
で、ライブ。韻踏合組合は正直初めて楽しく観れたかも。ホームならではのリラックスした雰囲気が良かった。そして、Sterussサ上とロ吉from横浜。CRIMESIXXXのあつい言葉とアクションはやっぱ素直にかっこいいと思う。1曲目からいきなり「ibukuro」。制作中の新作からも数曲披露された。サ上とロ吉は、個人的にはちょっと苦しかったかも?という印象。レコ発ということもあって、ポップな「レッツゴー遊ぼうZE」とかちょっとアンバランスだった気が。とはいえ、さすがのパフォーマンス。Sterussの2人が出てきて、これが聴きたかったの「横浜ジョーカー」、が「マイク中毒pt.2」にすりかわったのはあがった。「プチャヘンザ指数」の件はうけた。