起床。ホテルで朝食。すごい豪華。種類豊富。トマトのグリルがうまかった。
マラケシュから、オートアトラス山脈をこえて、ワルザザードへ行く一日。8時半出発。
バスのなかではけっこうな長時間、添乗員Sさん(若くて明るいさばさばした感じのきれいめの女性)のモロッコについての案内がある。現地ガイドのジャリル氏は英語ガイドなので、主にSさんとのやりとりで色々確認しあっている。Sさんの話はわかりやすく、よかった。あと、数回、「現地の音楽です」ってカセットテープをかけていた。Sさん持参のものだそうで、これもトラッドやフォークみたいなのからディスコやポップスまで土地土地で使い分けてた。中にはこれはすごいな!て曲もあった。やっぱりアラブポップスは強烈。強烈といえば、現地ドライバー助手の人の携帯の着メロがデフォルトではありえないハイテンションかつ速い曲で、びびった。いつも突然なるので、その度、びびった。
ロッコを走る道路では最も高い標高2260mのティシカ峠へ。風がすごい。マフラーがなびくなびく。すぐ記念撮影してすぐ撤退。
オートアトラス山脈を越えてる最中は、窓の外がずっと絶壁で恐すぎる。運転手スキル高いなー。安全運転サンキュー。恐かったとしか言いようがないけど、山越えはモロッコツアーのなかでも印象の強い光景のひとつ。
世界遺産アイトベンハットゥに到着。まずは昼食。観光地にあるレストランで昼食。ここでの食事は記憶に薄い。オムレツを食べたことになってるんだけど…。
昼食後、アイトベンハットゥ観光。のはずが、残念ながら前日までの雨で川が増水し、遺産側へは渡れませんでした。アイトベンハットゥは、クサル(要塞化=カスバ化された村)のひとつ。土に藁と石をまぜてつくられた日干しレンガでできたカスバ(城壁に囲まれた要塞、兼住居)が密集して景観をつくっている。現在でも数世帯が実際にそこで生活している。今回は対岸より眺めるにとどまった。
現地住民の小さい女の子数人にツアーグループがずっと「お金ちょうだい」「キャンディちょうだい」とからまれた。
アイトベンハットゥのビューポイントに行く手前に土産もの屋が数軒並んでいて、一軒ノリノリのバングラビートみたいのががんがんかかってたCD屋(ここだけ土産物屋感全然なかった)に入りたかったけど、団体行動なので立ち寄れず残念。
この日の宿泊地、ワルザザードから東へと、カスバ街道と呼ばれるカスバ密集地帯が続いている。アイトベンハットゥがきちんと見れなかったこともあり、いくつか周辺のカスバにも寄る。
夕方ワルザザードに到着。サハラ砂漠の入口として知られる町。ファラアルジャノブホテルに宿泊。砂漠の町のホテルは、客がいっせいにお湯を使うとお湯がなくなってしまうそうで、部屋に入ってすぐシャワー浴びたらみんな同じこと考えたのかすぐお湯がでなくなってしまった。
ホテル近くに小さいスーパーがあると聞いたので夕食前に買物に行く。(今回のツアー、ここのスーパーをはじめ、あちこちで直接的に「買物しろ」とは言わないけど、「行った方がいいよ買った方がいいよ」と誘導してるとしか思えないアナウンスが多かった)
土産もの買いだめのチャンス、と、ミントティー用の中国茶やクミンパウダー、現地の新聞を買い込む。店内の照明が暗くて、あまりきれいなスーパーではなかったけど、レジはパソコン併設でものすごい細かい単品管理をしてそうな画面が映し出されてた。新聞の値段をうつのにものすごいもたもたしてた。
夕食はホテルのビュッフェ。タジンとかサラダとか。ここのはあまり美味しくなかった。
夕食後、スーパー2Fで雑貨を売ってると聞いたのでもう一度行ってみたところ、特にこれはというものもなく。スーパーの隣の土産物にうっかり迷い込んでしまい、奥さんがキーホルダーを無理矢理買わされてた。僕にもターバンみたいのを巻きつけてきたり、なんやかんや絡んできたけど、何も買わず。店を出るとき「日本製のボールペンをくれ」というので、かばんからインクの出が悪くなっていたボールペンをプレゼント。ロゴを見せて「これは、avexのボールペンやから」と言っておいた。(会社でもらったノベルティの余り) 伝わってないと思う。
ホテルでは、水がまずい、というかすごい重たさ&金属チック?な味で、水道水で歯磨きできなかった。ミネラルウォーターで歯を磨く。