for_ears2005-09-09

Mohamed Khaznadji/La Nouba vol.2 -Musique Classique Arabo-Andalouse-
「ヌーバ」は、モロッコアルジェリアで伝承されているイスラム宮廷音楽。オスマン帝国がアンダルシアまで勢力を拡大していた時代に発展(復刻?)したようですが、帝国の衰退とともに北アフリカに後退し根づいたらしいです(全部うろ覚え)。民博のビデオテークで知って以来一度音源をきちんと聴きたかったんですが、ようやくCDを1枚入手。この音楽にひかれた理由はまず第一にひたすら続く変拍子ってところなんですが、とてものどかな牧歌なのに平然とビデオの早送りとスロー再生を繰り返してるような3曲目はじめ、やっぱり面白い。もう1つの特徴は始まりと終わりがないことなんですが、CD聴いててアンダルシア音楽祭実際に行ったら途中でだれそーと思いました。vol.3入荷の連絡をもらったので近日購入予定。
帰宅途中で豪雨。雷や、突然大粒の大雨襲来の様子がやけにかっこよかったところまではいいんですが、先日買ったばかりの「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編」が濡れてしまいべろべろに。まだ講義第3回目くらいまでしか読んでないのに…。予想以上に読みやすくて面白いですね。受験時代に実況中継シリーズを愛読したような方は是非。