2010/8/13(金)
Suarasama
国立民族学博物館1Fエントランスホール


公演についての情報、スアラサマのプロフィールはこちら
http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/performance100813.html
ほとんど下調べなしに鑑賞。4、5人の弦楽器アンサンブルだと勝手に思いこんでいたら、弦楽器1人+歌、の夫婦デュオだった。ガンプス、ギター、ハサピ、サズギターを曲によって使い分け、曲目は、民謡、劇音楽など民族学的なものや、現代のポピュラーワールドミュージックといえる自作曲など(スアラサマの曲は、アフリカポピュラーのリズムの曲が多いようだった)。奥様の歌は、まっすぐで透明感のある歌声で、これはそのままクロンチョンの歌を思い浮かべた。ガンブスの音階には、中東地域の乾いた音楽を連想し、あれ?と思っていたけど、やはり西アジアから伝わった楽器とのことで納得。小型でピッキング演奏されるハサピがデュオ演奏では、曲目の雰囲気か場もなごやかで、印象的。コンサート終盤で、石濱匡雄(シタール)、横沢道治(ジェンベ)の2人が加わり、4人でスアラサマの楽曲をセッション。3人のリードパートがつながれて、迫力があった。ただ、シタールが加わると、音楽の印象が、シタールの音色に全部ひっぱられてしまうな。