2009/6/12(金)
小杉武久、和泉希洋志、浜崎健、藤本由紀夫、ヤマタカEYE
国立国際美術館


1 Walking (1983) 演奏 小杉武久
2 Instrumental Music (1965) 演奏 小杉武久、藤本由紀夫
3 Music G (1966) 演奏 藤本由紀夫
4 Spectra (1989) 演奏 小杉武久、和泉希洋志、ヤマタカEYE
休憩
5 Anima 7 (1964) 演奏 小杉武久、浜崎健
6 Mano-Dharma, electronic (1967) 演奏 和泉希洋志、小杉武久、浜崎健、藤本由紀夫、ヤマタカEYE
7 Op. Music (2001) 演奏 和泉希洋志、ヤマタカEYE
8 Multiplex (2008) 演奏 小杉武久
4曲目の途中で会場到着、入場。公演場所は、B2の展示フロアエントランス。広い空間に、前列のお客さんは座布団座り、その周囲を立ち見客がかこむ。会場には余裕があり、会場端の長イスにすわって観ることもできた。小杉さんのコンサートは以前一度観たことがあり、そのとき観聴きした曲もいくつか演奏された。「Op. Music」は、名古屋で観たパフォーマンスの方が圧倒的にかっこよかった。今回のコンサートでは明るい照明のもと、視覚効果が弱く残念だった。面白かったのは全員参加の「Mano-Dharma, electronic」で、あちこちから聞こえる電子音とハウリング、浜崎氏が自転車で演奏会場をグルグル走るときの表情、なぜか立って動きまわる観客の様子など、会場の端から網羅的に見聞きしているのが楽しかった。最後の「Multiplex」はアコーディオン、ハーモニカなどの楽器も用いられて他の曲よりも音楽的な印象。強く吹かれるハーモニカの単音がシンセのオーケストラヒットみたいな音色でアクセントになっていた。
コンサートと関係ないうえどうでもいいこと。浜崎健は何から何まで赤一色で、お客さんの持ってる赤いカバンまで実は浜崎氏の持ち物といわれても不思議じゃない気がした。それからヤマタカEYEの着てた服が完璧にジャストサイズだったのが印象に残った。あんなにサイズぴったりの服着てる!と思ったのはTWIGY以来。