山中千尋トリオ
大阪ブルーノート

山中 千尋 Chihiro Yamanaka (Piano)
マーク・トゥリアン Mark Tourian (Bass)
トミー・キャンベル Tommy Campbell (Drums)
というメンバー。2ndステージをカジュアルシートにて。音源もほぼ聴いたことなく、曲も知らなかった。「お上品」なピアノジャズは1曲もなかったのでは。速く、かつ、なめらかな演奏がほとんど。ドラムの音が重たくて、個人的には足かせのように感じた。どれだけテクニカルでスピードがあってもカドがなくてフュージョン側へは一切タッチしない。自分なりのジャズ史の知識でもって、「なんでもありな今のジャズ」だと思った。アンコールで山中千尋がマークトゥリアンのベースで、拙い「テネシーワルツ」を弾いた(アイドルっぽい!)。ちなみに翌日の公演は水谷浩章(Bass)、外山明(Drums)というメンバー。