マンガの方のBECKを年末に一気読みしました。思ってたよりひねりなしのストーリーで、単純なサクセスものなんですけど、音楽ものなだけに楽しめました(まだ完結してないけど)。
マンガのなかで、BECK(主人公のやってるバンド名)の正当性を印象づけるために、活動費を稼ぐためにバイトに明け暮れるメンバーの描写や、裕福でない(むしろ貧しい)家庭の設定とかがあって、そこがマンガらしいなあと思いました。(実際のところ、やはり裕福な人ほど自由な創作活動ができると思う)
とか理屈っぽいことも思いますが、僕はマンガはわりと感情移入して読みます。最初のシングルができて店頭に並んだりするところは印象的でした。
なわけで、現実のインディーズでの1stアルバムとかには、バンドに興味あるなしはともかく勝手に「苦労したんだろうなあ」とか想像したりするようになりました。(ナンバーガールの1stはものすごい印象変わった)
最近特にあれこれドラマっぽいことを想像したバンドがELLEGARDENです。曲聴いたことないんですけど苦笑。DEF TECHを除いてインディーズではだんとつのセールスをあげてるバンドです。
インディーズ流通最大手のダイキサウンドから僕の会社では仕入れてたんですが、昨年末でダイキサウンドでの流通がなくなり、現在仕入れられない状況になりました。
インディーズならではの急な話で、一般の小売店にしてみればいい迷惑ですが、なんかそういうインディーズならではな話に、勝手にドラマを想像してちょっと嬉しくなりました。曲には興味ないんですが。