for_ears2005-11-27

うどんうどんうどん
穴吹
青い庇の店舗というよりは小屋にいきなりこれか〜とわくわくする。客席はせまい一室。テーブル1台の両脇に8席ほど。テーブルに、だし、天ぷら(ちくわ天と、ねりものが沢山)、ねぎ、しょうが(自分でする)。注文後、麺を受け取り、自分で好みの味つけ、トッピング。だしはあったかい、スタンダードなもの。1軒目ということもあり、みんなだまって食べてたけど、内心はみんなやっぱりあんまりやったみたい。だしの味についての友人らの説明になるほどなと思ったけどどんな説明だったか忘れた。今回まわった店のなかで唯一ねりものの天ぷらがあったのでまた来る機会があったらそれも食べたいと思う。おっちゃんの雑な物言いや電話対応なども印象的。
なかむら
写真はここのうどん。川べりの土手に車をとめ、見下ろすところに人だかりが。有名店なかむらは、今回訪れた店のなかでも最もセルフ度の高い店。というか小屋。おばちゃんから麺を受け取り、釜揚げとかまたまを選択。(かまたまは、茹でたての麺に生卵をからませた食べ方) ここではかまたまをチョイス。かけるよう指示された醤油が、だしのように薄い色で、だしでのばすように多めに入れたそばから友人から「醤油入れすぎたら辛いで」との忠告が。塩辛いうどんになってしまいました。味見前に、天ぷらも食べたいと好物のかき揚をトッピング。味つけを調整すればここはとても美味しいと思います。調味〜トッピング、支払いまですべてセルフ。農家っぽい雰囲気もなごめる名店でした。
長田
恐るべきさぬきうどん」でも由緒ある名店的な紹介をされていた有名店。立派な門構え、しかし横から見ると学食みたいな店構え。それでも他の店よりはよほど普通の店作りです。店内でオーダー後、席まで持ってきてくれました。ここのうどんは、釜揚げを、だしにつけて食べる食べ方。そのだしが、とても美味しかった。そして麺がものすごく長かった。今回まわった店のなかでも一番讃岐うどんのパブリックイメージに近いうどんだったと、僕は勝手に思っていますが。
谷川米穀店
小サイズとはいえ既に3杯のうどんを食べ満腹。これ以上食べられるのかと不安を漏らすと、うどん指導者Sより「次の店で30分並ぶからそのあいだに腹すくでー」とのこと。果たして…と思い、到着した店は、川沿いの崖にあった。自動車道から細くのびた下り坂に行列が!その眺めだけで大満足。30分並んでるうち、たしかに小腹の端のほうから若干の余裕が。味はそれほど…との前情報ながら、個人的にはここのうどんはかなり好みでした。独自のオプションが個性的で、すだち、酢、そして冬季のみの自家製唐辛子(見た目は高菜の漬物ぽい)。なかむらでの失敗もふまえ、控えめにうどんにかけると、最高のピリピリ加減になった。ここではかまたまを注文してましたが、卵と酢も意外と相性がいい。ローケーションも店の雰囲気も良く、最高でした。あと、車で何度も追い越し追い越されしていた蛍光グリーンのトライアスロンブラザーズ(正体はおっさん)が追いついて来て同じ行列に並んだのにみんなでうけた。
やまうち
恐るべきさぬきうどん」で最初に登場するお店。今回行ったお店でも一番ややこしい場所にありました。普通なら車では入っていかないような場所。車をおりたら材木置き場のような小屋が並び、そこにたくさんの観光客が出入りしてました。やまうちのうどんは、「あつあつ」(ゆでたうどんに熱いだし)、「ひやひや」(ゆでないうどんに冷たいだし)、「ひやあつ」(ゆでないうどんに熱いだし)の3タイプがあります。Sが、「ここのうどんは絶対ひやがいい」と言って「ひやひや」を注文していたが、こんな寒いのにひやひやはありえん、と「ひやあつ」を注文。が裏目にでてなんか単なるぬるいうどんを食べることになってしまいました。ここでは、本にも出てきた大きなゲソ天も併食。次回はひやあつだけは頼まないようにしたいです。
赤坂
池上
そのうち書きます。