無秩序は衝突する

for_ears2005-06-28

数年会っていない5歳下の友人Hから間接的に連絡。京大西部講堂で演劇をする。魚やスナックのママなどの役をする。とのこと。

「帰ります」と17時半上司や同僚に宣言し、急ぎ足で御堂筋線へ。Tシャツにズボンを持参したものの、スニーカーを忘れ仕方なく革靴のまま京阪特急で出町柳へ。目的地近くのローソン前で目的を同じくした友人G、友人Mと合流。とっくにできあがっている模様。

19時半目的地到着。西部講堂の中だと思っていたら、野外。夕立ですでに客席、地面ともにぐちゃぐちゃ。さらに本格的にどしゃ降りが再開。そうとうどうでもよくなる。

雨の中、狭い小屋に密集した団体が、小さな音で「ジンバブエの楽器生演奏」、続いてジャンベを中心としたギター、ベース、サックスなどのセッション。どしゃ降る雨の中、ドハデなアクションでダンサー登場。あがる。クレイジー。この瞬間が最高潮だった。

演劇はじまる。役者は5人。1人で何役かずつこなしてました。演劇については何かと比較する知識を持ち合わせていないですが、みなさん真剣にがんばってました(どしゃ降る雨の中)。

友人らの中唯一最後までちゃんと見た僕の、「愛と、生活と、人生とかがテーマですかね」というコメントに友人Gから「それって全部だろ」とバッサリ。とにかく長かった約2時間はやはり欲張って詰め込みすぎた様子。ストーリーを説明しろと言われても説明できない、脈絡の希薄なシーンの連続。

終演後、3人で友人Hと再会。彼を囲み、「お前!お前!」とののしりながら叩く。かたわらで何人もの女子が「う・た君またね〜w」「ハ・オ君バイバーイw」との声がかかりモテモテのご様子。叩く、つかむ、つねる。彼は苦労して入った大学を1年で辞めたと告白。叩く、つかむ、つねる。3人で彼を罵倒し、西部講堂をあとに。

最悪で最高だった。